REBLANCA FILM《リブランカ フィルム》
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2023-06-28 (wed)
REBLANCAfilmのこと
子どもの日常を撮影するということ
最近色々なところで、
この「園児の日常を撮影する」という仕事に関してプレゼンする機会がある。

よく営業先の保育施設でよく言われるのが

「はいはい、動画撮影ねー最近多いよねー」
「うちも自分たちで撮影してるよー」

ただ聞いていると大体定点カメラで撮影しているという。
それが悪いという訳ではなくて、目的が違うだけ。

私たちが届けたいのは
ただの定点カメラで撮っているような記録映像ではなくで
「記憶に残る映像」です。
何時間もたっだ撮っているものではなく
1秒でもいいから、一生の記憶に残るような映像を撮影したいと思っています。

記憶に残るということは
=心を揺さぶるものであること=琴線に触れるものであること=泣けること。

「いい結婚式だったね」とゲストが言ってくれる時の共有点は
ゲストの涙の量と比例します。
笑顔だってもちろん大事だけど、やっぱり涙。

だって作り笑顔でできるけど、作り涙はできないから。

だから日常をドラマチックに切り取って撮影するというのは、
色々な下準備があっての特殊時技術だと思っています。

結婚式だって、当日までの
入念な準備があってこそ、ゲストのいい表情が引き出せる。

もちろん園での撮影に大切なのはまずは園児とのコミュニケーション。
そのために一人一人の性格を事前に伺って把握。
この子はこんな性格て、こんな遊びが好きで、この子とこの子が仲良しで、
保護者の方はお子様のこんなところが気になっていて・・
まずは知ることからスタート。

そして台本なんてもちろんないから、ここで次にこんなことが起きそうって思いながら
カメラをスタンバイ。根気よく。
やっぱり目立つ子やアピールが上手な子もいて、反対に苦手な子もいて
そんな子たちの中平等に撮影する。

これまで結婚式という場を通して、心を揺さぶる瞬間や表情をたくさん見てきたからこそ
親御さんに届けるべき場面の察知感度があると自負しています。

だからこういう撮影をしている撮影会社はないんだと思っています。

正直カメラの知識も技術もいらない。
ただ、いかに子どもたちと先生たちの日常に溶け込み、
(存在を消すというわけではなくより楽しい空間にする)
ことができて、泣ける瞬間を収めるか。

そうやって撮影して編集して届けたものだからこそ、
保護者の方の心にも届くものであると自負しています。