REBLANCA FILM《リブランカ フィルム》
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2023-06-06 (tue)
REBLANCAweddingのこと
「人生をドラマチックに切り取る」という力
結婚式の仕事に携わってもうかなり経ちます。
今までどれぐらいの新郎新婦さん、家族とお会いしてきたんだろう。とふと思いますが
もうもはやよくわかりません。笑

たくさんのご家族とお会いし、話をしましたが
同じ家族なんてもちろん一つもなくて、
それぞれに色んな
バックボーンがあり
積み上げてきた想いがあり
家族の歴史があり・・・
皆さんのそういった話を根掘り葉掘り聞けるお仕事ってなかなかないだろうな〜とありがたく思います。


話を伺う時に大切にしていること!
プランナーとしてではなく、「1人の人間として向き合いうこと」
はいつも心がけていることです。
相手をズルむけにして話をさせるんだから
自分だってズルむけにならないと相手に対して失礼!と思うから。

そんなことを考えているとふと
「結婚式の仕事に携わって1番身についた力」ってなんだろうと考えた。

段取りするとか、察知能力とか
なにか色々とあるけど、

「人生をドラマチックに切り取る力」だと最近気が付きました。

話をしてもらったことに対して、相槌をして投げてもらったボールを受け取るだけではなくて
私の視点で2人の人生を切り取り、そこに私自身が経験してきたことや気持ちを乗せて
見えてくる想いや事実を想像や妄想であっても伝えて、ボールを投げ返す!

そうして会話のキャッチボールをすることが
心を開いて話してくれることへ「敬意を表する」ことだと思っています。

そしてやっと新郎新婦さんと会話のキャッチボールができるし、
人として信頼してもらえると思っています。

だから、「聞き上手」って結局「話上手」なことなんですよね。

知らんけど。笑



新郎新婦さんと会って話をする時、
2人が交わす会話、表情、2人の中での主導権、私の質問に対しての答え、答え方 
そういったことを見ていると、2人のバックボーンや考え方とか大事にしていることとか、
きっとこんなご家族なんかなーとか、
そんな事がぐーーっと見えてくるし、
ただの妄想やんって言われることもあるけど、妄想力には断然自信はあるし、
年々妄想の精度は上がってきております。笑


そして、それは子どもの世界でも同じことで、
子どもの撮影していても、表情、行動ひとつ切り取って見てみても
その家族や親御さんの表情や想いが見えてきます。

結婚式で培った力を今は子どもを通して遺憾無く発揮していると思っています。

人生をドラマチックに切り取る力と比例して
自分の涙腺もどんどん弱くなってきてちょっと恥ずかしい時もあります。
だけど、涙が出るということは、
心の感度を確かめるにはいい目安だし、
心動かされることに出会える仕事、生活をしていることには幸せだなと日々感じています。


なんかよくわからないことをつらつら書きましたが、
私はとにかくシンプルに人が好きなんだなと・・ということが言いたかったんだと思います!笑

これからもそんな気持ちで人として体当たりで向き合っていきたいと思います!という決意表明でした。