REBLANCA FILM《リブランカ フィルム》
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2022-12-27 (tue)
リブラン家の人々 白石美紗子編
ある日の娘との会話
下の娘は、反抗期と食欲真っ盛りの小学4年生。
食への飽くなき探究心は、美味しいもの大好きな私も脱帽。
ダイエットを気にする年頃だけに、少し心配なところもあるが、
何よりも楽しそうなので、とりあえずはよしとしています。

そんな娘との会話。

夜寝る前に、枕元にきて、
娘「ねえねえ、パパが亡くなってから、教えてもらったことに感謝してることがあるねん」

私「へえ、何?」

娘「悪いことをしたらきちんと謝ること。
パパがいなくなるまで、大切な人を失うっていう気持ちがわからなかったけど、何かを失うってことがこんなに辛いってことがわかった。
友達と喧嘩したら、今までは意地を張って謝れなかったけど、失う辛さを考えてら、謝る方が楽だって気付いたんだよ。だからパパに感謝」


だって・・・


えーー!?人間何回目?!
(人間は生まれ変わって、何回も人間を経験して賢くなるって話を聞いてから、なんだかな・・って思う人に出逢ったら、人間初心者なんだねって思うことにしています。)
って思うぐらい娘の話は、素直に謝れない私に沁みたーー。

パパが亡くなって、1年半。
パパの死を自分なりに受け止めて、消化して昇華させたんやねー。
心の成長は目には見えにくいけど、発する言葉や表情で親にはわかる。

私自身も「心の感度」を磨き続けて、色んな成長に気付いてあげたいと思った夜でした。