2022-09-10 (sat)
REBLANCAのこと
誰かが誰かを想う心を大切にする
タイトルの言葉はリブランカが大切にしている言葉です。
”誰かが誰かを想う心に寄り添ういい仕事やね”
亡くなった主人が、初めて結婚式の現場の手伝いに来てくれた時、
私たちのウェディングプランナーの仕事をこう表現してくれました。
結婚をする新郎新婦さんの2度とない1日をプロデュースするという、一見装飾や料理やドレスなど華やかなところに注目されがちな
ウェディングプランナーの仕事ですが、
本質を見てくれたことがとても嬉しかったことをよく覚えています。
新たな視点と気付きがあり、10年以上プランナーとしてやってきた自分自身、結婚式に対する考え方が180度変わりました。
主人には感謝ですし、第3者の視点の重要さに気が付きました。
”いい結婚式やったね”
結婚式がお開きになり、お見送りの際にゲストが新郎新婦さんにそう声をかけてくれる時、
それは間違いなく装飾やドレスお料理のことを言っているのではなく
結婚式1日の中で
「親が子を想う愛」
「子が親から受けた無償の愛」
そんな場面にゲストが出会い気が付き、涙し、心動かされて
伝えてくれる言葉だと思います。
主人にもらった言葉で、
結婚式で大切にしたいと想う軸や考え方が変わった5年前。
今はその気持ちに共感してくれる仲間と結婚式を作っていけることがとても幸せなことだと思っています。
”結婚式の非日常と子どもの日常”
結婚式の非日常の空間だけでなく、園で撮影する子どもの日常も、「誰かが誰かを想う心」で溢れています。
朝、送ってもらった子どもが寂しそうに帰るお母さんをずっと見つめる姿、
園で突然お母さんを思い出し寂しくなって泣き出す姿、
迎えにきてくれたお父さんに飛びつく子ども、それを見つめる先生のなんとも穏やかで優しい表情・・
親と子にある相互の愛情は普遍的なものであるんだと感じます。
似て非なる、結婚式と保育の現場ではあるけれど、
どちらとも「新郎新婦や子どもの先に家族の顔が見える」仕事であり、
点だった結婚式の仕事が、保育の現場に行かせてもらうことで、線になり、
より長い視点で人生に寄り添い、関わらせてもらえていることを実感しています。
今後もそれぞれ現場で、それぞれの表現の方法で私たちらしく
”普遍的なもの”を表現して伝えていけたらと思っています。